明治大学ヨット部 葉山新合宿所 完成

葉山新合宿所外観

OB/OG、現役、100名以上が参加した竣工記念式典

100数十名が集まった竣工記念式典昨年11月に着工された明治大学体育会ヨット部の葉山新合宿所が7月末に完成しました。その竣工を記念して行われた式典(葉山新港ハーバー棟3階)には、北は北海道、南は九州から明大ヨット部のOB/OGら80名超が集まり、現役学生、大学関係者、建設関係者などを含め、100数十名が参加する盛大なパーティーとなりました。
 式典で新合宿所の施新合宿所を見学するOB/OGたち設概要の報告を聞いたOB/OGらは、真新しい新合宿所の内部を見学、隅々まで配慮の行き届いた設計と、その重厚な建築、さらには絶好のロケーションに感嘆の声を上げていました。物置のような掘っ立て小屋を借りて合宿生活を送っていた世代のOBは、立派な新合宿所の壁をさすりながら「こんな立派な施設で、今の学生は本当に幸せだよ」と呟き、「でも、悲惨な合宿生活もいい思い出になるもんだけどな」新合宿所で行われたキックオフミーティングと昔を懐かしんでいました。様々な世代のOBが様々な感想を語ってくれたなか、共通する意見は「この立派な合宿所に対して恥ずかしくない成績を上げなければ」というものでした。もちろん、現役部員たちもその心意気は十分に持ち合わせているようで、式典が終わった後に新合宿所の食堂で行われた8月のキックオフミーティングでは、引き締まった表情を見せていました。


絶好のロケーション

鐙摺港の目の前に建つ新合宿所 新合宿所が建設されたのは、右の写真のとおり葉山鐙摺港の目の前という絶好のロケーションです。出艇する場所は、合宿所から数十m離れた葉山新港のスロープになります。
 これまで使用していた八景島の合宿所を引き払い、これからは関東インカレ開催中も含め、通年でこの葉山合宿所で活動することになりました。これで、練習時間を今まで以上に確保することができるなど大きなベネフィットを得ることができましたが、ランニングコストなどをトータルで計算すると、これまでよりも経費がかさむという試算が出ています。自前の合宿所とはいえ、大学には人数に応じた施設使用料を払わねばならず、またヨットやレスキューを出艇させる葉山新港に対しても施設使用料が発生します。さらに、大きな施設だけに水道光熱費などのランニングコストもこれまで以上に大きくなることが予想されており、OB/OG諸氏の手厚い支援が引き続き必要となります。